お風呂場で髪を洗うとき、シャンプーやコンディショナー(リンス)のボトルを手に取りますよね。
実は、多くのシャンプー容器の側面やポンプの頭部分には、**ギザギザとした小さな突起(きざみ)**がついているのをご存じですか?
「滑り止めのため?」
「ボトルのおしゃれなデザイン?」
もちろん滑りにくくする効果もありますが、一番の理由は**「目をつぶったままでも触るだけでシャンプーだと判別するため」**なんです。
1. 目をつぶっていても「シャンプー」だと一瞬でわかる
髪を洗っている最中は、泡や水が目に入らないように目を閉じていることが多いですよね。
そんなときでも、容器を触って**「ギザギザがある=シャンプー」「ツルツルしている=コンディショナー」**と手指の感覚だけで識別できるようになっています。
間違えてコンディショナーで先に洗ってしまう……という失敗を防いでくれるありがたい工夫なのです。
2. 誰にでも優しい「ユニバーサルデザイン」
この仕組みは、目が不自由な方や高齢の方、眼鏡を外すとボトルの文字が見えにくい方でも、触覚だけで直感的に区別できるように作られた**「ユニバーサルデザイン」**の代表例です。
特別な力や知識がなくても、誰もが間違えずに使える優しさが詰まっています。
3. 実は「日本発祥」のアイデア!
このギザギザの工夫は、1990年代に日本の生活用品メーカーが消費者の声に応えて開発したのが始まりと言われています。
その後、業界全体の共通ルールとして広まり、現在では日本国内で販売されている多くのシャンプー製品に標準採用されています。
(※ちなみに、ボディソープには縦に1本のラインが入っていたりと、メーカーごとにさらに分かりやすい工夫が施されている場合もあります)
まとめ
シャンプーの容器にあるギザギザは、
目を閉じたままでも、触感だけでシャンプーだと分かるようにするため
目の不自由な人や眼鏡を外した人でも安心な「日本発祥のユニバーサルデザイン」
という、毎日のバスタイムを快適にする温かい思いやりだったんです。
今夜お風呂に入るときは、ぜひボトルの側面を指で触って確かめてみてくださいね!

