家の鍵や車の鍵の持ち手部分(頭の部分)をよく触ってみると、片面にだけ小さなポツポツとした「突起」がついているのをご存知でしょうか?
「製造時のバリ(削り残し)?」
「ただのデザイン?」
実はあの小さな突起、目で見なくても鍵の向きが一瞬でわかるようにするための「超やさしい工夫」**なんです。
1. 暗闇でも「鍵の上下・表裏」が手探りでわかる
夜間に帰宅したとき、街灯が暗くて鍵穴や鍵の手元がよく見えないことってありますよね。
そんなとき、指先でキーの持ち手を触って「突起がある方が表(または上)」と確認できれば、鍵穴にスムーズに差し込むことができます。
わざわざスマホのライトで照らしたり、適当に刺して「向きが違った…」とやり直したりする手前を減らしてくれる設計なのです。
2. 視覚障害のある方のための「バリアフリー設計」
この突起は、目が不自由な方や視力が低下した高齢者の方でも、感触だけで鍵の向きを判断できるように採用された「ユニバーサルデザイン(バリアフリー)」のひとつでもあります。
電気製品の「5」のボタンにあるポッチや、シャンプーボトルの側面のきざみと同じ役割を果たしているのです。
まとめ
鍵の持ち手にある小さな突起は、
暗い場所でも手触りだけで「鍵の向き」を判断するため
誰でも使いやすいように考えられた「ユニバーサルデザイン」
という、日々のちょっとしたイライラを解消してくれる思いやりの工夫だったんです。
今度鍵を使うときは、ぜひ指先でポツッとした感触を探してみてくださいね!

