新品の服を買って袋から出したとき、
「なんか独特なにおいがするな」
と感じたことはありませんか?
洗濯した服とは違う、少し化学製品っぽいようなにおい。
実はあれ、服の素材そのものだけが原因とは限りません。
服は作られてから、そのまま店に並ぶわけじゃない
洋服は、糸を作り、生地を加工し、染めたり、形を整えたりしながら完成します。
その製造過程では、染料や加工剤、仕上げ剤など、さまざまな薬剤が使われることがあります。
完成した服には、それらがごく微量に残っている場合があり、それが新品特有のにおいとして感じられることがあります。
さらに、服を運んだり保管したりする過程で、包装材や倉庫などの環境によるにおいが移ることもあります。
洗濯するとにおいが変わるのはなぜ?
新品の服を一度洗濯すると、
「さっきまでのにおいがなくなった」
と感じることがあります。
これは、洗濯によって生地に残っていた成分や、表面に付着していた物質の一部が洗い流されるためです。
水や洗剤によって落ちるものもあれば、乾燥することで揮発していくものもあります。
そのため、洗濯後には新品のときとは違う、いつもの衣類に近いにおいになることがあります。
すべての新品の服が同じにおいではない
面白いのは、服によってにおいがかなり違うこと。
素材、染色方法、加工方法、保管環境などが違うためです。
同じ「新品の服」でも、綿のTシャツとポリエステルのジャケットでは、感じるにおいが違うことがあります。
つまり、新品特有のにおいには、服が完成してから私たちの手元に届くまでの過程が関係しているんです。
まとめ
新品の服の独特なにおいは、単純に「新品だからするにおい」ではありません。
服を作るときの加工や染色、包装、保管など、さまざまな工程が関係しています。
だから、袋から新品の服を出したときに感じるあの独特なにおいは、
「この服が完成して、店に並び、今ここに届くまでに通ってきた道のり」
の一部なのかもしれません。
普段なら気にせず洗濯してしまう新品の服。
そのにおいにも、実はちゃんと理由があるんです。

