「右脳派は直感的でクリエイティブ」「左脳派は論理的で計算が得意」
よく耳にするこの分類ですが、実際の脳内ではどのような情報処理が行われているのでしょうか。
右脳と左脳のリアルな連携と、脳が持つ驚くべき順応性について解説します。
1. 右脳と左脳の得意分野とチームワーク
脳は中央の「脳梁(のうりょう)」という神経の束で左右がつながっており、常に膨大な情報をやり取りしています。
一般的に左脳は「言語の理解」「計算」「論理的な思考」など、情報をシリアル(順番)に処理するのが得意です。
一方で右脳は「空間の認識」「顔や図形の識別」「感情の読み取り」など、情報を全体的に一括処理する傾向があります。
どちらか一方だけを使うということはなく、アイデアを閃く(右脳)と同時にそれを言葉や形に整える(左脳)というように、両方が連携して働いています。
2. 生涯変わり続ける脳の能力「神経可塑性」
かつて「脳の神経細胞は大人になると増えない」と考えられていましたが、近年の研究で脳には「神経可塑性(かそせい)」と呼ばれる柔軟な変化能力があることが判明しました。
新しいスキルを学んだり経験を重ねたりすることで、大人になってからでも神経回路の繋がりが強化され、新しく作り直されます。
「何歳からでも新しいことを学ぶと脳は変化する」という、非常にポジティブな構造を持っています。
まとめ
右脳・左脳の仕組みと脳の能力は、
・右脳(直感・全体像)と左脳(言語・論理)がリアルタイムで連携して思考を生み出す
・年齢に関係なく学習や経験によって脳の神経回路は変化・成長し続ける
という、生涯にわたって鍛え続けられる柔軟性が最大の魅力です。
左右のバランスを意識しながら、新しい挑戦で脳を刺激していきましょう。