新品の靴を履いたとき、
「なんか硬いな」
「ちょっと歩きにくいな」
と感じたことはありませんか?
同じサイズを買ったはずなのに、今まで履いていた靴より窮屈に感じることもあります。
でも、何日か履いていると、いつの間にか足になじんで履きやすくなっている。
これは偶然ではありません。
靴は最初から足の形になっているわけではない
靴は工場で作られるとき、あらかじめ決められた形に整えられています。
そのため、新品の状態ではまだ履く人の足の形にはなっていません。
歩くことで足が動き、靴にも曲げ伸ばしや圧力が加わります。
すると、革や布、クッション材などが少しずつ変化し、足の動きに合わせてなじんでいきます。
特に「曲がる場所」が変わりやすい
靴を履いて歩くと、足の指の付け根あたりで靴も曲がります。
何度も同じ場所が曲がることで、靴には少しずつ折れ癖がついていきます。
新品のときには硬かった部分も、使用するうちに動きやすくなります。
だから、履き始めは違和感があった靴でも、しばらくすると歩きやすく感じることがあります。
ただし「痛くても我慢すればいい」わけではない
ここは重要です。
靴は多少なじむことがありますが、サイズが合っていない靴が、履き続けるだけで必ずちょうどよくなるわけではありません。
つま先が当たる、かかとが強く擦れる、足の指が圧迫されるなど、明らかな痛みがある場合は注意が必要です。
「新品だから仕方ない」と無理して履き続けるのはおすすめできません。
素材によって「なじみ方」も違う
革靴などは、履いていくことで革が少しずつ足の形に合わせて変化します。
一方、スニーカーなどは、布や合成素材、クッション材など、それぞれの素材によって変化の仕方が違います。
つまり「靴が足になじむ」といっても、その仕組みは靴によってさまざまなんです。
まとめ
新品の靴が最初は硬く感じるのは、まだ履く人の足の動きや形になじんでいないからです。
歩くことで、
曲がる
押される
伸びる
といった動きが繰り返され、少しずつ履き心地が変わっていきます。
新品の靴を履いて「ちょっと硬いな」と感じるのは、ある意味では自然なこと。
ただし、痛みがある場合は別です。
靴はただ足を入れる箱ではなく、歩くたびに少しずつ変化する道具。
そう考えると、履き慣れた靴が妙に歩きやすい理由も、ちょっと納得できますよね。

