財布からお札を出したとき、
「なんかこのお札、ちょっと汚れてるな」
と思ったことはありませんか?
新品のお札はきれいなのに、何年も使われたお札は、折れたり黒ずんだりしています。
なぜお金は、こんなに汚れやすいのでしょうか?
お金は「いろんな人の手」を渡っている
一番の理由は、とてもシンプルです。
お金は、特定の人だけが使うものではありません。
コンビニで使われた1000円札が、次の日には飲食店へ行き、その後は銀行に戻り、また別の人の財布に入る。
このように、紙幣はたくさんの人の手を渡り歩きます。
そのたびに、手の皮脂やほこりなどが少しずつ付着します。
お札は意外と長く使われている
紙幣は、買い物をするたびに何度も繰り返し使われます。
そのため、折り目がついたり、角が傷んだり、表面が汚れたりしていきます。
特に1000円札は日常的な支払いで使われる機会が多いため、頻繁に人の手を渡ることになります。
一方、1万円札は比較的高額な支払いに使われるため、1000円札とは使用される場面が少し違います。
実は「お札がボロボロになったらどうするの?」
ここも気になりますよね。
日本では、傷んだ紙幣がそのまま永遠に使われ続けるわけではありません。
銀行などを通じて回収された紙幣は、日本銀行で状態を確認されます。
その中から、まだ使えるものは再び流通し、傷みが激しいものは流通から外されます。
つまり、
使う
↓
汚れる・傷む
↓
銀行などを通じて回収
↓
状態を確認
↓
まだ使えるものは再利用
↓
使えないものは回収
という流れがあるんです。
お金は「汚いから使えない」わけではない
汚れているからといって、すぐに使えなくなるわけではありません。
紙幣はそもそも、何度も人の手に渡ることを前提として作られています。
そのため、ある程度の汚れや折れに耐えられるようになっています。
まとめ
お金が汚れやすい一番の理由は、
何人もの人の手を渡り、何度も使われるから。
財布の中に入っている1枚のお札も、もしかすると自分の手元に来る前に、何十人、何百人もの人の財布を通ってきたかもしれません。
そう考えると、何気なく使っている1000円札も、実はたくさんの人の生活を渡り歩いてきた「旅人」のようなもの。
お金を見たときに「このお札、どれくらいの人の手を渡ってきたんだろう?」と考えてみると、ちょっと面白いですよね。