ティッシュ箱の上を見ると、ティッシュを取り出す部分に透明なフィルムが付いていますよね。
「ただの穴を開ければいいのに、なんでわざわざフィルムがあるんだろう?」
と思ったことはありませんか?
実は、あの小さなフィルムにはいくつもの役割があります。
ティッシュが一気に出てしまうのを防ぐ
もし箱の取り出し口が完全な穴だったら、ティッシュを引っ張ったときに、次のティッシュまで一緒に出てきやすくなります。
そこで取り出し口にフィルムを付けることで、ティッシュが通る部分を少し狭くしています。
ティッシュを引っ張ると、フィルムが適度な抵抗を作ります。
その結果、
1枚引っ張る
↓
次の1枚が取り出し口に残る
という状態を作りやすくなります。
実は「次の1枚を出しておく」ためにも重要
ティッシュを1枚取り出すと、次のティッシュが少しだけ取り出し口から顔を出しますよね。
これは、ティッシュ同士が折り重なった状態と、取り出し口の構造によって起こります。
次の1枚が少し出ていることで、いちいち箱を開けなくても、すぐに次のティッシュをつかめます。
つまり、あのフィルムは単に「穴をふさいでいる」のではありません。
次のティッシュを取り出しやすくするための仕組みでもあるんです。
じゃあフィルムがないとどうなる?
ティッシュを取り出すときに、箱の中へティッシュが落ち込んでしまったり、複数枚がまとめて出てきたりしやすくなります。
特にティッシュは非常に薄いので、何も工夫しなければ扱いにくくなります。
そこで、箱の形とフィルムを組み合わせることで、薄い紙でもスムーズに1枚ずつ取り出せるようにしています。
まとめ
ティッシュ箱の透明なフィルムは、
「ホコリが入らないようにするため」だけではありません。
ティッシュを適度に押さえながら、1枚ずつ取り出しやすくし、次の1枚が取り出し口に残るようにする役割があります。
たった数センチの透明なフィルムですが、
「取りやすさ」をかなり計算して作られている
んです。
普段は何も考えずに引っ張っているティッシュ。
実はあの「スッ」と1枚だけ出てくる動作にも、ちゃんと理由があるんですね。

